坂の上の二郎
誠に小さな大学生が開化期を迎えようとしている。
この大学生はとあるラーメン二郎でバイトしている。
主に店長のサポートとして野菜を茹でたり皿を片付けたりする。
今日は午前の営業と午後の営業がありこの大学生は午後の営業の時間に出勤した。
もちろん店長は午前も午後もいる。仕込みや片付けも含めたらもっといる。
誰よりも長く誰よりも仕事をしている店長だ。
大変だなぁっとこの大学生は思っていた。
しかしこの大学生は店長との会話であることに驚いた。
店長は
「体力がもつのなら24時間やっていたいなぁ〜」
っといった。
この大学生は
「夜中にラーメン二郎食べる人いないですよ〜」
っと言った。
その後にこの大学生は理由を聞いた。なぜそんなに働きたいのかっと。
すると店長は
「ラーメン作るのが楽しいからだよ!!」っと満面の笑みで答えてくれた。
この大学生は驚きだった。
なぜか
誰よりも長く働き誰よりもこのラーメンに関わっている店長は仕事に対して大変ではないのか?長時間の仕事だから疲れる、だからツラくはないのか。
そう思っていた。
どうやら違ったようだ。
店長はこの仕事が好きなのであろう。
だからこんなにも長く働いていられるのだろう。
仕事を心の底から楽しんでいる大人はどれくらいいるのだろうか?
楽しい仕事=良い仕事
やりがい=仕事
っとは考えていない。このあたりの考え方は人それぞれによる。その人の価値観がある。
だけど、こんなにも楽しそうに仕事をしてさらに仕事に対して熱意を持っている人にはなかなかこの大学生は出会えていない。
仕事=いやなことをやる、耐えるっというイメージがある。
だけど、
仕事が自分の好きな事だったらこんなにも楽しそうに仕事ができるんだっと目で見て肌で感じる事が出来た。
そんな1日だった。