坂の上の学び
誠に小さな大学生が開化期を迎えようとしていた。
この大学生は高校から部活にハマってしまった。
高校と同じスポーツを大学でも続けた。
さらには小学校5年生から中学校3年まで週1回でそのスポーツを行った。
まずこの大学生はスポーツから4つの楽しさを得た
1つの事を行う楽しさ
成長する楽しさ
人と繋がる楽しさ
学ぶ楽しさ
1つは友達と同じことをやる楽しさであった。
これは今までゲームしかしてこなったこのものにとって、とても得たものが大きかった。
ゲーム以外で友達っと呼べるものができたからだ。
その友達と同じ高校に行く事にして同じ部活に所属した。
そこではその友達よりレベルの高い先輩がたくさんいた。
この大学生は当時この友達を超えて先輩たちに追いつきたいと思った。
必死に練習して人一倍練習してその友達を超える事が出来た。しかし先輩を超える事は出来なかった。
だがそこで成長できる楽しさを感じた。
大学では人と繋がる楽しさ
そして
追い求める楽しさを得たのではないか。
大学でも部活を続けた。その友達は専門学校に行ってしまい、一緒にそのスポーツをする事はなくなった。
だが、大学では練習を通じて色々な人と関わる事が出来た。これはインドア派のこの大学生にとって今までにない経験だった。
色々な人と練習する事は最初はものすごく緊張するが、今までにない経験ができるのだ。
最初の一歩を踏むの疲れるだけれども、その一歩より二歩目は軽い。だから前に行ける。
自分の行動範囲外の人関わるのは勇気がいるし疲れる。だが一旦関われば楽しさがそこにはあるかもしれない。
この大学生にとって繋がる楽しさとはそういう事だ。
学ぶ楽しさ
これはこの大学生がスポーツを行うだけでなく、科学的によみとこうとしたためである。
当時競技パフォーマンスが上がらなかった。だから経済学部であってもスポーツ科学の基礎を学んだ。別に科学を知らなくてもスポーツは上手くなる。
この大学生はスポーツ科学を知る上で様々な本を読むようになった。
そこから本を読むのは悪くないと思うようになった。
本=勉強とは思っていない。
だが本を読むようになり大学の授業が楽しくなった。
なぜかはわからない。
だが知らない事を知るというのは実に楽しい。自分の中の何かが広がるような気がする.....
この学んだ4つを活かせる仕事はないだろうか。
そういう風に就活をしてみようでないか。
そうすれば今より少し心が楽になるかもしれない。